当院は「歯医者さんは楽しい場所、怖くない」と感じていただきたいと考えており、お子さんのお気持ちや体調を考えながら治療を進めていきます。嫌がるお子さんに、無理に治療を強制したりはしません(※1)。
当院には院長を含め、子育て経験があるスタッフが多く在籍しています。お子さんとのコミュニケーションに慣れているのはもちろん、お子さんと保護者の両方の気持ちに寄り添って診療を行えるのが強みです。現在、月に200名以上(※2)の子供が来院しています。小児歯科の実績が豊富ですので、安心して大切なお子さんをお任せいただけると思います。
歯医者さんに対して苦手意識や恐怖心が強いお子さんの場合は、徐々に歯科治療を受け入れられるように練習から始めます。
まずは診療台に座るだけ。そして、治療器具を見たり触ったりしてもらい、実際にお口の中にお水を出すといった段階を踏んでいきます。また、具体的に何をするのかを説明し、お子さん自身が納得できてから治療を開始。お子さんが治療を受け入れられるまで何度も通院いただき、練習を続けます(※3)。
最初は泣いて診療台に乗れなかったお子さんも、練習を重ねるうちに歯科医院に慣れてきます。だんだんと診療台に乗れたり、お口を開けて中を見せられるようになったりして、最後には歯を削ったり詰めたりする治療も受けられるようになるのです。
お子さんとしっかりコミュニケーションをとりながら治療を進めていくため、お子さんが歯医者さんへの苦手意識を持ちにくくなります。
※1 ただし緊急性が高い場合は、やむをえず治療することもあります。
※2 2025年現在
※3 何回練習しても難しいときは、お子さんのことを第一に考え、三鷹市内の小児歯科専門の歯科医院に紹介しています。
予防歯科に力を入れている当院では、子供の虫歯ゼロを目指しています。
子供のうちに虫歯になりにくいお口の環境を獲得できれば、大人になっても虫歯になりにくくなります。幼いうちから虫歯予防の習慣をつけておくことが大切です。
また、虫歯ができてよく噛めない状態が続くと、体全体の発育に影響が出る可能性もあります。大切なお子さんの将来のため、健康なお口を作ることを目指しています。
お子さんの場合、1~3か月ごとの定期検診を推奨しています。虫歯のかかりやすさや歯磨きの状況などに応じて、一人ひとりに合った間隔をご提案いたします。
定期検診でのクリーニングは、予防歯科のプロである歯科衛生士が担当。ふだんの歯磨きでは落としきれない汚れをきれいに取り除きます。可能なら専用の機器で、難しい場合は歯ブラシで歯の表面を磨いていきます。
クリーニングで使用するペーストのフレーバーは、数種類をご用意。お子さんのその日の気分でお好きなフレーバーを選べるので、楽しみながらクリーニングを受けられると思います。クリーニング後は、虫歯や歯並び、生え変わりの状態を院長がしっかりとチェックしていきます。
歯を強くして虫歯にかかりにくくする効果のある「フッ素」というお薬を歯の表面に塗ります。当院で塗布するのは、歯科医院専用の高濃度のフッ素です。
乳歯の場合、歯の表面を覆う硬い素材(エナメル質)の厚さが永久歯の2分の1程度と言われています。また、生えたての永久歯も歯の質が弱く、特に奥歯は噛む面の溝が深いため虫歯のリスクが高くなります。
虫歯から子供の歯を守りたいと考え、クリーニング後にご希望を伺った上でフッ素塗布を行っています。
生えたての奥歯の溝は大人の歯に比べて深く、虫歯のリスクが高いのが特徴です。これから先長く使っていく歯を少しでも長持ちさせたいとの思いから、必要に応じて歯の溝を医療用プラスチックで埋める「シーラント」という処置をおすすめしています。
この処置を実施するのは、ご説明した上でご希望があった場合のみです。歯科医師主導で強制的に行うことはありません。
シーラントの処置は咬み合わせに影響しませんので、ご安心いただければと思います。
お子さんご本人と保護者の方に対し、自宅で行う歯磨きの方法をアドバイスしています。実際にお子さんのお口に歯ブラシを当てて動かし方などをご説明しますので、ご自宅でお子さんご自身が磨く際や仕上げ磨きでも実践しやすいと思います。
特に磨き残しが多いお子さんの場合は、プラーク(歯垢)を赤く染め出して、磨き残しが多い部分を認識しやすいよう工夫。また、お帰りの際は歯磨き指導で使った歯ブラシと新品のデンタルフロスを1本お持ち帰りいただいています。
ご自宅でも効果的な歯磨きができるよう、しっかりとサポートしてまいります。
痛みが苦手なお子さんも安心して歯医者に通っていただきたい。そんな思いから、お子さんが無理なく治療を受けられるよう、特に痛みに配慮しています。
例えば、削っても痛みが出ないほどの小さな虫歯では、あえて麻酔は行いません。お子さんに余計な痛みやストレスを与えずに虫歯治療をして差し上げたいと思っているからです。
しかし、ある程度進行している虫歯では、どうしても治療時に痛みが出てしまいます。そうした場合は麻酔注射を行うのですが、注射自体の痛みを軽減できるよう打ち方に工夫を凝らしています。
麻酔注射の針が刺さる痛みを少なくするため、最初に歯ぐきに塗るタイプの表面麻酔を使用。お子さんに使用するのはゼリー状の表面麻酔です。唾液に流されにくく、しっかりと歯ぐきの上で麻酔効果を発揮できます。
歯ぐきにあらかじめ麻酔をかけてから注射を打つので、注射そのものの痛みを抑えられます。注射針は細い針を採用し、麻酔液の注入は少しずつ、時間をかけてゆっくりと実施。少量ずつゆっくりと注入することで、体への刺激を減らして痛みを感じにくくできます。
処置の際は、お子さんにリラックスいただけるようこまめな声掛けを心がけています。さまざまな工夫で痛みの少ない治療を行っているので、痛みが苦手なお子さんでも歯科治療を受けやすい環境です。
お口の中を拝見し、歯や歯ぐきの状態を確認します。痛みのある検査はありません。必要に応じてレントゲン撮影も行います。
お子さんのお口の中がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
当院では、嫌がるお子さんを押さえつけてムリヤリ治療することはありません。そのため、お子さんご自身が納得して治療を受け入れられるようになるまでに数回の通院が必要な場合があります。
お子さんが治療に納得できたら、いよいよ治療を開始します。
虫歯ができないように、お子さんに歯磨きの練習をしていただいたり、保護者の方には食生活や日常ケアについてアドバイスをします。
お子さんの健康を守るために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午前:9:30~13:30
午後:14:30~18:30
休診日:木曜・日曜・祝日
※三鷹市総合保健センターで行っている健診事業や三鷹市歯科医師会主催の催し物(愛歯のつどい)、学会参加等のため、臨時休診する場合がございます。予定が決まり次第、事前にお知らせ欄にてアナウンスいたします。